ミカエルの鼓動

柚月裕子/著

異なる方法で最先端の外科手術に取り組む2人の医師を通して、これからの医療の行く末を暗示する医療サスペンス。

主人公と、そのライバルと目される医師のどちらも、育ってきた背景から丁寧に描かれているので、医療ものでなくとも、2人に感情移入して読み進めることができた。

弱者の立場に立って考えようとする医師の存在に希望が持て、読後感さわやかな作品だった。


本とドラマと生活と

ただでさえ出不精な50代主婦。 コロナ禍の中、家での時間を楽しむための必須のアイテム、本とドラマに救われる日々。 そこで得た感想をつらつらと残していこうかな。

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